初任給は14万!!~貧乏心理師がお金を貯めるまで~

はじめに

ところてん
ところてん

こんにちは。心理カウンセラーのところてんです。

今回のブログでは、初任給の手取り14万円だった私が節約生活や転職を経て資産運用してきた流れを振り返ってみたいと思います。

 

私は5年ほど前に病院勤めからフリーランス(非常勤掛け持ち)に転職し、収入を上げました。

それとほぼ同時に投資も始め、先日のブログでは資産が800万を超えたことを報告しました。

 

心理カウンセラー(臨床心理士/公認心理師)はそれほど給料が高いわけではありません。

最近でも、クリニックの求人で時給1500円程度なのはよく見かけます。

私は大学院を卒業して初めて勤務したクリニックは初任給の手取りが14万で、一人暮らし+奨学金の返済で生きていくのがやっとでした。

その後、節約生活・収入増加を考えた転職・投資を経て何とか貯金を増やすことができました。

今回のブログでは、ここまでお金を貯めることができたのは何の影響が大きいのか振り返ってみたいと思います。

ひとつの記録として何かご参考にしていただけると幸いです。

 

 

新卒~現在まで

ところてん
ところてん

まずは、私のこれまでの経歴とその時の金銭管理/資産運用に対する姿勢をまとめたいと思います。

      
             【手取り14万最貧期~副業/バイト開始】
 

 大学院卒業後、先輩から紹介してもらった職場に常勤として就職しました。働きやすい職場でしたが、給料は手取りで14万と激安&ボーナスは聞いていた額の半分でした。ですが、「修行と思って5年は頑張ろう」と何とか続けました。週休2日で平日休みだったので、業務に慣れた1年半ごろからは別のクリニックで週に1日検査のバイトを始めました。
※紹介してくれた先輩は非常勤だったので非常勤の待遇をそれほど知らず、後々申し訳ないくらいに謝られました。

金銭管理/資産運用に関すること~
 節約を徹底。一人暮らしだったので基本自炊。食費は近くの農協の格安野菜、肉や魚は割引のみで食費は月1万円程度。大学生の時から一人暮らしで節約生活には慣れていたのでこの点は楽でした。覆面調査やポイ活でお金を貯め、友人と遊ぶときはそのお金でやりくり。携帯は格安SIM。奨学金は機構に連絡し返済額を変更。臨床心理士資格試験に10万円ほどかかるため学会は入りませんでした。検査のアルバイトで月数万円の余裕が出るようになってからは、ほけんの窓口を通してがん保険とドル建て生命保険に入りました。当時は「これで老後は安泰」と喜んでいましたが、今考えれば勉強不足で後悔が溢れます。
 貯金は保険の支払いが2万ほどあったことも影響して数十万程度でした。
                 
  
                 【総合病院転職】

 結婚・子育てを考え、安定してボーナスがもらえる&退職金も多く出るところを探して総合病院に転職。年収は倍近くになり、お金の不安は激減しました。ただし、クリニックと異なりカウンセリング以外の業務(例:職員会議/役職会議)が多く、その他諸々思うこともありフリーランス(非常勤掛け持ち)へ転職を決めました。
※決して総合病院が悪いわけではなく、病院の方針と僕の相性が悪かったのだと思います。
 

金銭管理/資産運用に関すること~
 年収は安定しましたが、節約生活は継続。結婚後は妻と話し合い、交際費など月々に使うお金をあらかじめ決めておき、その範囲中でやりくりするようにしました。また、互いの給料の3割を家庭の貯蓄に充てることにしました(各々でも貯金)。このほか、自宅購入&出産があり出費は増えましたが、必要なものは可能な限り中古ショップやメルカリなどで揃えて出費を抑えました。
 この時の転職で収入は増えましたが、学会・研究会参加・書籍購入などで支出が増えたこともあり、個人貯金は100~50万ほどでした。

             
         
           【フリーランス(非常勤掛け持ち)へ】
 

 現在、療育施設やクリニックなど複数の勤務先で勤務。すべて学会・研究会で知り合った方や大学の先輩後輩から紹介された職場です。年収は総合病院時の約2-3倍(最初のクリニックの約3-4倍)になりました。ボーナスや有休は契約によって異なります。退職金もありません。さらに月々の給料の上下も10万くらいあります。ですが、やりたいことに時間を使うことができるので、今までで一番働きやすさを感じています。

金銭管理/資産運用に関すること~
 週6-7日勤務で健康面への不安から保険の窓口で言われるがままに保険に入りました。元々入っていたのにさらにドル建て保険を追加し、毎月の保険料で5万円ほどの支払いがありました。
 しかし、フリーランス2年目に税金の勉強を始め、ドル建て保険は解約し掛け捨て生命保険に加入、がん保険を県民共済に切り替え、自動車保険はネット型に切り替えるなどで月々の支払いを見直しました。浮いたお金は積立NISA、iDeCo、日本株に投資するようにし、現在に至ります。
貯金も合わせた個人の資産は800万ほどになりました(ローンはあるけど…)。

 

各金銭管理/資産運用に対する姿勢の良いところ・悪いところ

  

ところてん
ところてん

ここでは、これまでの経歴での金銭管理/資産運用の姿勢の良いところ・悪いところをまとめたいと思います。

良いところ悪いところ
最貧期~副業開始貯金0円①将来を見据えて転職検討
②徹底した節約(食費1万円/必要なものだけ購入)。
③生活費を予め設定し、その中で生活。
④副業、ポイ活開始。

〇給与や賞与などを調べずに就職したこと。
〇お金の勉強は独学(投資をしていない)。
〇知識なく勧められるがままに保険加入。
→保険のことを調べて自分に必要な保険に加入すべきだった。
転職(総合病院)
貯金数十万程
①将来を見据えて転職を検討。
節約の維持。
③金銭感覚を夫婦で共有+貯金。

④生活費を予め設定し、その範囲で生活(それ以上は相談して決定)
⑤リサイクル品の活用。
〇お金の勉強は独学(投資をしていない)
〇お金の勉強をせず自宅を購入。
→今の家に後悔はないけど、もう少し“売れる家か”について考えるべきだった。
フリーランス
資産800万
①お金の勉強開始(積立NISA/iDeCo/日本株投資の開始)
~⑤は上記と同様。
〇知識なく勧められるがままに保険加入。
→保険のことを調べて自分に必要な保険に加入すべきだった。

 

振り返ってみて、ここ数年で資産を増やせたのは、

  • 大学のときから節約生活を続けていたので、貯金を増やす基盤ができていたこと。
  • 収入増加の視点が常にあり、定期的に転職活動を続けていたこと。
  • 投資を始めたこと(もっと早くからしておけばよかった後悔アリ)。

の3つの影響があると思います。

 

私の場合は、この3つが収入増加(転職活動)→投資→節約の順に資産増加へ影響を与えてきたと思います。

資産運用に大切なポイントとして、よく節約・収入・投資の3つが挙げられると思いますが、

私は元々節約の基盤があったため、収入増加に伴って投資を始めたことで資産が増え始めました。

投資だけ/収入増加だけでは、今ほど資産は増えなかったと思います。

収入を増やした中で投資を始めたことが最も現状に影響を与えているのだと思います。

 

 

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回振り返って気づいたのですが、そもそもスムーズに転職できた/収入増加につながれたのは、スキルアップのために参加した勉強会や学会で知り合った方/大学の先輩・後輩とのつながりが大きくあります(今の仕事は全部紹介)。

そう思うと、スキルアップのためにと思っていたことが転職活動に大きく繋がっていたんだなーと実感です。

なので、このブログを読んでいる心理師の方(もちろんそうでない方も)で「将来のお金が不安」という方には、

①節約生活を始める。

②投資(積立NISA・iDeCo)を始める。

②転職活動をしながら、スキルアップで人脈を広げる。

の順番で資産増加に向けて取り組まれることをお勧めします。

※これらの順番は取り組みやすいものを想定してみました。

よければ節約方法をまとめたブログもあるので見てみてくださいね。

ではでは、おーしーまい。

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